BDコラム#001「宇宙へのアクセスの敷居を下げ、宇宙をもっと身近なものにする」Space BDエンジニアテラダの挑戦

「常に最適解を求めていく、親近感のある頼れる野武士」でありたい。

ーSpace BDには、社内で大切にしたい価値観を示した「Our Brand」という冊子があります。その中から、日々の業務において最も大切にしている言葉はなんですか?

「野武士のように貪欲に、最適解を求める」でしょうか。

技術調整では、お客さま側とJAXAの安全審査事務局側の双方の納得のいくところを求め続け、お客さまのペイロードを宇宙へ運ぶための「最適解」をずっと考え続けます。

当社がお仕事をご一緒させていただくお客さまの夢とチャレンジの実現するために直面する課題を、一つ一つひも解いていく地道なプロセスを、根気強く熱意をもって、野武士風に歩んでいきたいと考えています。

ただ、野武士とはいえ、親近感を大事にしています。(笑)

例えば前途のSATLANTIS社のエンジニアメンバーとは、案件を進めていく過程で最終的にはSNSのチャットで毎日カジュアルな話をするまでに信頼・友好関係性を構築しました。時差があるため、日本の夕方がスペインの朝にあたり、チャットで進捗を確認したり、お互いを鼓舞して案件を進めていきました。

ISSへ向かう前のSATLANTIS社製iSIM©JAXA

“ハラ:(野武士だけど親近感・・・メモ!)”


宇宙に「やりたいこと」を運びたい。

ー今後Space BDのエンジニアとして提供していきたい付加価値はなんでしょうか?

エンジニアとして、宇宙へのアクセスの敷居を下げることで、「宇宙をより身近にする」ということがしたいです。

具体的にいうと、将来的にはペイロード開発の構想段階から入っていきたいです。現状は、既にハードを設計・開発しているお客さまのペイロードを取り扱うことが多く、「宇宙にモノを運ぶ」という仕事が主になっていますが、今後はお客さまの「やりたいこと」を構想段階から設計・開発の面でお手伝いし、宇宙に運ぶ、ということまで手を広げたいと思っています。

そのためにも、お客さまとは、本当に気軽に、何でも聞いてもらえるような関係性を築いていくことを心がけています。宇宙のよろず屋として、まずは「これやってみたいんだけど!」とお声がけいただける存在になりたいです。

今、宇宙業界は官需から民需へと世界的にシフトしてきています。宇宙に運ぶモノも目標も多種多様です。そのような中、全てのお客さまの宇宙での目標を実現するために、宇宙における総合サービスプロバイダーであるSpace BDのフィールドを活かして、頑張っていきたいです。


[1] 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform):ISS「きぼう」の船外についている実験設備。対象物を宇宙空間に曝露して実験することができる。(最大サイズ:50cm×70cm×35cm、最大重量:200kg)i-SEEP利用サービスは、2019年3月にJAXAにより民間移転が実施され、Space BDがJAXAからの唯一の選定事業者としてサービスを提供しております。